■■■SQLite特徴■■■
○特徴
・軽量のデータベース
・サーバが不要でアクセスのようなファイルを直接読み書きする方式です。
→コマンドラインやライブラリを使用し、SQLでアクセスします。
・データベースは単一ファイルとして保存され、コピーでバックアップ出来します。
→WindowsからLinuxにコピーしてもそのまま動きます。
日本語は文字コードをそろえる必要があります。
・複数からの接続は出来ません。
→ファイル(要は全体)単位でロックがかかるので複数接続は現実的ではありません。
○用途(あくまで個人的な感想です)
小規模(スタンドアロン又は使用人数が1人)でテキスト・CSVでは物足りない時に使う
DBだけあってSQLがサポートされている為、検索・ソート・集計等出来る事が多いです。
またVBから扱う場合データプロパイダを使うと他のDBを扱うプログラムと同じように
プログラム出来るので作りやすい。
○型
指定する必要は無いが指定する事も出来る
・NULL NULL値
・INTEGER 符号付き整数。桁数によって1,
2, 3, 4, 6
バイトで保存される
・REAL 浮動小数点数。8バイトで保存される
・TEXT 文字列。データベースのエンコーディング
(UTF-8, UTF-16BE もしくは UTF-16LE)で保存される
・BLOB バイナリデータ(Binary Large
OBject)。入力データがそのまま保存される
△Boolean型はありませんが、Booleanを指定した場合、
INTEGER 型の
0(false), 1(true)として保存されます。
△Date 型, Time 型, DateTime
型はありませんが、指定した場合、
かわりに組み込みのDate And Time Functionsが INTEGER, TEXT, REAL
のいずれかとして保存されます。
INTEGER:1970-01-01 00:00:00 UTC からの秒数である Unix
Time
TEXT:ISO8601 表記の文字列("YYYY-MM-DD
HH:MM:SS.SSS")
REAL:先発グレゴリオ暦にしたがった紀元前4714年11月24日、
グリニッジ標準時における正午からのユリウス日数
△10進型が無いので小数点以下の計算で誤差が出る可能性がある
小数点のあるデータの集計・金額計算等には向かない
○オートナンバー
INTEGER型をPRIMARY
KEYにすると
・Insert時設定しないと自動採番になります。
・採番はその時テーブルにあるデータの最大値+1
○DB作成
DBを開き、テーブルを作成するとファイルが出来ます。
DBの削除はファイルの削除を行えば良い。
■本体
○ダウンロード
HPにあります。
○実際はあまり使わないと思われる
解凍したファイルはexe1つでコマンドプロンプトで実行できるファイルになります。
あとはコマンドプロンプトで動かしますが
・管理用のフリーソフトがある
・プログラムから扱う場合はデータプロパイダを使用する
・上記2つは本体を必要としない
と言う事なので本体を使う必要はほとんど無いと思います。
ただ最初は本体のコマンドを一通り確認すると出来る事が分かって良いと思います。
■ツール
○PupSQLite
SQLiteを表示・作成・編集できます。
ほとんどの操作をこなすので本体でコマンド操作するよりこちらを
使った方が良いと思います。
■VB.Net
○System.Data.SQLite
VBから扱う場合データプロバイダを使います。
ダウンロードし、必要なのはbinフォルダにある
System.Data.SQLite.DLL
System.Data.SQLite.XML
の2つ
VBから使う場合は参照設定でSystem.Data.SQLite.DLLを指定します。
Imports
System.Data.SQLite をインポートします。
.NET Framework 3.5 Client Profile
でコンパイルする必要があります。
※これらの情報はバージョンアップによって変わってくるので注意!
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